チョロ(猫)令和元年(2019年)~

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黒猫襲来

 令和元年(2019年)の7月の終わり頃、保護猫の救助活動をされている「福猫会」の方から
「数匹の子猫を保護しましたので、できれば一匹面倒みてくれませんか」
とのこと。妻と話し合い譲受けることにしました。

 8月5日(月曜日)の19時頃、その子猫はやってきました。真っ黒で、毛がつやつやしています。ロックより真っ黒です。もう、ビックリ。「シャーッ、シャーッ」泣きわめいて慣れる気配が全くありません。「いつも「シャー、シャー」鳴くので、この子のことはシャーと呼んでいます」とのこと。

 昔、チャピやロックが来た時に使っていたケージに、とりあえず入れることにしました。なるべく早く慣れるようにと私の部屋に置きました。ごはんをあげようとしても「シャー、シャー」と威嚇してきます。どうなることやら。

 5日目の夜、嫌がって暴れまくるシャーをケージから出しました。ケージから出ても私をにらみつけて「シャー、シャー」「シャー、シャー」。そばには、ぴょんもロックもいましたが、「いったい、何事か」という雰囲気。相手にせず、寝ることにしました。

 翌朝、目を覚ますとベッドの上にぴょん、ロックと一緒にシャーもおとなしく座っています。どうやら、ここは安全な場所なんだと理解したようです。これ以後「シャー」と鳴くことは二度とありません。

チョロチョロ、チョロチョロ

 とにかく、動き回ります。私たちの足元をチョロチョロ、チョロチョロ。歩いている私たちの足元にまとわりつくので、つまづくことが多々あります。特に階段では注意が必要になります。この子の名前は「チョロ」になりました。

 動きがとにかく速い。ぴょんの5倍くらい速いような気がします。ぴょんがゆっくり歩いているとその上を飛び越します。ぴょんちゃん、しっかりして・・・。お客さんがきたら、レジ袋を加えて行ったり来たり。

 体は大きくなりました。今までの猫のなかで一番です。でも小さくかわいい声で鳴きます。

 ちゅ~るをあげるとあっと言う間に食べてしまいます。そして、ゆっくり食べているぴょんの分を横取りしていました。自然と他の猫の分を食べるのはしなくなりました。少し社会生活が分かってきたのでしょう。よくぴょんに寄りかかっていました。私たちにも寄りかかります。小さかったころはそれで良かったんですが、大きくなった今は、布団の中などでは「ちょっと重いぞ」という感じです。

 私がトイレにいくと、一緒に入ってきます。そして水を飲むのがルーティンになっています。洗面台に私が近づくと洗面台の登り蛇口からの水を飲みます。庭で暮らしているランちゃんに興味があるようです。ランちゃんをいつも見ています。なんだか、ランちゃんから気持ちをもてあそばれているような気がします。

 私の年齢から、この子が最後の猫になるのかも。長生きしてくださいね。まだ3歳か、おまえは。

 

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